浮きの選定と太刀魚のアタリの特徴
太刀魚はその捕食時の特異的な行動から釣るには浮きの選定が非常に重要です。
浮きには素材から長さまで実に様々な種類が有ります。
左から
EVA素材太刀魚用浮き5号(浮きトップ変更)
EVA素材太刀魚用浮き5号(標準)
EVA素材浮き6号
プラ素材太刀魚用浮き3号(緑、オレンジ)
堤防チヌ用棒浮き1.5号(先端ケミホタル装着可能)
堤防イカ用棒浮き3号(先端ケミホタル装着可能)
EVA素材自立浮き3号
ジンペイはこれだけの浮きを状況により使い分けています。
左2本のEVA浮きが基本で、トップが長いのは荒天用(波が荒い時)
左から3本目は少々遠投して浮きが見にくい時。
プラ浮きは電池2本タイプで良く光るので、凪で見にくい時。
棒浮きは喰い渋る時。
EVA3号(自立)は通常、少し食いが渋いかあ?くらいの時。
浮きは錘とのバランスが最重要ですが、それはまた後程書くとして。
太刀魚の捕食時の行動から浮きの選定を考えてみます。
太刀魚は青魚のように一気に捕食しません。餌を咥えたり離したり、長い時には前アタリを3分も続ける事が有ります。食いが立ってる時は30秒程度ですが。前アタリ時にいくら合わせても乗らないことが殆どです。
また。太刀魚のアタリの3割以上は喰い上げです。ここでは喰い上げの見分け方のコツは言いませんが(浮きだけでは判別が難しいため)浮きの選定で見分けやすくなるとだけ言っておきます。
9月~12月までの太刀魚シーズンでは、さほど問題なく本当たりまで行きますが、それ以外のシーズンでは本当たりまで行かない事が殆どです。見極める為には浮きを使い分け、常に感度をマックスの状態にしておくこと。そして聞き合わせが重要です。
いつも釣る事が出来る人は道具の使い分けが出来る人なのかなと思います。
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